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川崎登戸佐藤酒店 | 日記 | お米についてのひとり言!!


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お米についてのひとり言!! (2011.08.09)


6月からの梅雨時期から、残暑の9月末頃までは、米虫が発生しやすい時期となっております。これは米虫が高温多湿を非常に好むからで、この時期でなくてもそんな状況があれば、虫は出てくるものだ・・・と思っていて間違いありません。
ちなみに米虫は18度を超えると活動をはじめ、22度を越えると卵が孵化し始め、繁殖すると言われています。ですから18度以下であれば、まず虫がわく心配はありません。
お米に最適な保管環境は温度が15℃前後、湿度は75%前後だと言われています。1年中この環境の中にしっかりと保管していれば、1年たっても新米と遜色ない美味しさが味わえます。実は温度については15℃以下でも良いのですが、倉庫から出して常温に戻したときに温度差で結露してお米に水滴がついたりするとカビなどの原因になるので、お米専門の低温倉庫では例外なく15℃前後の温度帯で保管されています。ですからすぐに炊飯してしまう家庭では、タッパーやペットボトルに入れて冷蔵庫で保管するのも良い方法です。
意外に最適湿度が高いのに驚かれるかもしれませんが、実は過乾燥もお米の味を落とす原因のひとつです。お米の水分含有量は15%前後。お米は呼吸していますから、過乾燥な環境にあればお米も過乾燥になって味もおちてきます。低温の中で、75%前後の湿度があれば、この含有水分の均衡が取れるようなんです・・・。そんな訳で温度と湿度にちょっとだけ気を配れば、虫とご対面することなく、1年中美味しいお米を食べることができるんです。間違っても水道下の収納庫などには絶対に入れないようにして下さい。。。

では、また。。。

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